葬儀の日程を決めるとき、親族の都合などからご葬儀や火葬が友引に当たってしまいそうになり、戸惑われる方は少なくありません。友引は昔からのならわしですが、現在の葬儀では必ず避けなければならないわけではありません。
本記事では、ご葬儀における友引の意味、足立区での実際の考え方、手続きの流れ、初めての方にも分かりやすくまとめました。

この記事の著者
広田 浩二
「お客様を喜ばせたい」という創業理念のもと、2016年に葬儀社 家族葬メモサを設立しました。気持ちと費用の両方の面でご遺族様のご負担が少なく、また満足していただけるよう、日々尽力しています。これまでの専門知識や経験を活かし、足立区周辺の葬儀に役立つ情報を提供します。
「お客様を喜ばせたい」という創業理念のもと、2016年に葬儀社 家族葬メモサを設立しました。気持ちと費用の両方の面でご遺族様のご負担が少なく、また満足していただけるよう、日々尽力しています。これまでの専門知識や経験を活かし、足立区周辺の葬儀に役立つ情報を提供します。
ご葬儀で友引が気になるときに知っておきたいこと
まずは友引の意味と、受け止め方を整理します。前提が分かると、日程を決めるときの迷いが軽くなります。
友引は六曜のひとつで、「ともびき」と読みます。本来は「勝負がつきにくい日」という意味でしたが、言葉の響きから「友を引く」と連想され、葬儀をためらう風習が広まりました。
| 六曜 | 一般的に言われていること |
|---|---|
| 先勝 | 午前がよいとされやすい |
| 友引 | 本来は「勝負がつきにくい日」 |
| 先負 | 午後がよいとされやすい |
| 仏滅 | よくない日と感じる方が多い |
| 大安 | よい日と感じる方が多い |
| 赤口 | 正午ごろ以外は慎むとされやすい |
足立区のような都市部では、仕事や学校の都合から「六曜よりも集まりやすさを優先したい」というご家族も増えています。一方で、ご高齢のご親族や地方ご出身の方ほど「できれば避けたい」と感じることがあります。
どちらが正しいかではなく、家族が納得できるように日程を選ぶことが、後悔を減らす近道です。
友引にするか避けるか迷ったときの決め方
友引に葬儀を行うかどうかは、「早く送りたい気持ち」と「気になる気持ち」が重なり、判断が難しくなりがちです。ここでは、気持ちと現実の条件を並べて整理する方法をまとめます。
まずは「気持ちの優先順位」を確認する
「日取りは気にしない」か、「ならわしは大切にしたい」方だったか、故人さまが生前に日取りをどう考えていたかは、判断の参考になります。
また、ご遺族の中に「どうしても友引は避けたい」と強く感じる方がいるかどうかも大事なポイントです。
日程調整で見落としやすい三つの視点
- ご家族の気持ち(友引をどこまで気にするか)
- 来てほしい方の事情(高齢、遠方、仕事や学校)
- 斎場・火葬場の空き状況(希望日に取れるか)
この三つのうち、今回は何を最優先にするかを家族で共有しておくと、葬儀社との相談がスムーズです。迷う場合は「できるだけ早く送りたい」「できれば友引を避けたい」のどちら寄りかだけでも決めて伝えると、現実的な候補が出しやすくなります。
足立区で日程を決める前に:事前準備チェックリスト
友引かどうか以前に、日程を組み立てるための材料がそろっていると迷いが減ります。特に足立区は、火葬場が区外になることが多いため、移動と予約を見越して準備しておくと安心です。
- 参列の範囲(家族だけ/親族まで/近しい友人まで)
- 希望の形式(火葬式・一日葬・二日葬のどれが近いか)
- 希望の地域(足立区内の式場/火葬場に近い式場 など)
- 友引の扱い(避けたい/気にしない/親族に配慮したい)
- 安置先の希望(自宅/安置施設/面会の可否)
足立区の斎場・火葬場と友引の関係
足立区で日程が組みにくくなる理由は、「友引の考え方」だけではありません。ポイントは、火葬場の予約枠です。足立区内には火葬場がないため、近隣の火葬場を利用するのが一般的です。
足立区で利用されやすい火葬場(近隣)
足立区周辺では、
町屋斎場(荒川区)、四ツ木斎場(葛飾区)などを利用するケースが多く見られます。火葬場は予約枠が限られるため、混み合う時期は待機日数が延びることがあります。
| 施設名 | 所在地 | 特徴 |
|---|---|---|
| 町屋斎場 | 東京都荒川区 | 火葬場併設で移動負担を減らしやすい |
| 四ツ木斎場 | 東京都葛飾区 | エレベーターや車椅子の貸し出しあり |
友引は「火葬が休み」になりやすい
友引は、火葬業務を休みにする施設が多い傾向があります。ただし施設によって運用は異なり、友引でも火葬を受け付けることもあります。
「友引は絶対に火葬できない」と決めつけず、葬儀社に「希望日と候補日」を伝え、空き状況を確認しながら組み立てるのが確実です。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 火葬の予約枠 | 午前〜午後に複数枠(施設により異なる) |
| 死亡から火葬までの日数 | 3〜5日程度になることが多い(混雑で延びることも) |
| 火葬までの決まり | 死亡から24時間以上あけて火葬 |
| 友引に当たった場合 | 火葬枠の有無を確認して代替案を検討 |
友引を避けたい場合は、たとえば次のような組み方があります。
- 友引の前日に通夜、翌日に告別式と火葬
- 通夜を行わず一日葬にして、火葬枠に合わせる
- 火葬式(直葬)にして日程を短くする
足立区での手続きと、急なご逝去時の流れ
突然のお別れでは、「まず何をすればよいか」が分からず不安になりやすいものです。友引に重なった場合でも、役所の手続きは六曜と関係なく進められます。基本の流れを押さえておけば、落ち着いて判断しやすくなります。
逝去直後から葬儀までの流れ
医師に死亡を確認してもらったあと、葬儀社へ連絡し、寝台車で搬送・安置を行います。その後、斎場と火葬場の空き状況を確認し、通夜・葬儀・火葬の日程を決めます。
死亡届は原則として「死亡の事実を知った日から7日以内」ですが、葬儀社が提出を代行するケースも多くあります。
| タイミング | 行うこと(例) |
|---|---|
| 当日 | 葬儀社へ連絡/搬送/安置場所の決定 |
| 翌日 | 日程・形式の打ち合わせ/斎場・火葬場の仮押さえ |
| 翌日〜2日目 | 死亡届の提出/火葬許可の取得 |
| 2〜5日目 | 通夜・葬儀・火葬(予約枠により前後) |
土日や夜間に亡くなられた場合でも、時間外の届出窓口が用意されていることがあります。「今どの段階か」だけでも葬儀社に伝えると、必要な手続きを順番に整理できます。
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足立区の費用目安と見積もりの見方
費用の見通しが立つと、日程の判断がしやすくなります。葬儀費用は大きく「葬儀一式」「飲食・返礼」「寺院へのお礼(お布施)」に分かれ、内容や人数で増減します。
ここでは、足立区周辺での一般的な目安として整理します(状況により変わります)。
見積書で「追加になりやすい所」を先に押さえる
- 基本プランに含まれる内容と、別料金になる内容
- 安置日数に応じた費用(安置料、ドライアイスなど)
- 搬送距離や深夜・早朝の加算の有無
- 式場使用料や控室料がプラン内か別途か
- 料理・返礼品の単価と、人数変更時の扱い
家族葬メモサの葬儀プラン(会員価格)
家族葬メモサでは、火葬式・一日葬・二日葬を中心に、ご希望と日程に合わせて整えます。
また、お見積もり以外の追加費用は一切かからない方針のため、「あとから増えるのが不安」という方も相談しやすい体制です。
| プラン名 | 人数の目安 | 会員価格(税抜) | 事前相談の割引 |
|---|---|---|---|
| 火葬式・直葬プラン | 0〜10名ほど | 90,000円〜 | 50,000円割引 |
| 一日家族葬プラン | 0〜30名ほど | 270,000円〜 | 145,000円割引 |
| 二日家族葬プラン | 0〜50名ほど | 390,000円〜 | 145,000円割引 |
最期のひとときを落ち着いて過ごしたい方には、1日1組限定のプライベート空間として使える自社斎場のご案内も可能です。安置についても、冷蔵安置室を備え、長期間の安置に対応できる体制を整えています(状況によりご提案が変わります)。
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よくある質問
足立区で友引の葬儀は可能ですか?
可能です。通夜や葬儀式は友引でも行えることが多い一方で、火葬は友引を休みにしている施設が多い傾向があります。
「式はできるが火葬枠がない」などの違いが出ることがあるため、利用する火葬場の運用を確認しながら日程を組み立てます。
友引の日でも手続きは進められますか?
進められます。死亡届の提出や火葬許可の取得など、公的な手続きは六曜と関係がありません。夜間や休日に当たる場合でも、時間外受付が用意されていることがあります。
ご不安な場合は、「亡くなられた場所(病院・施設など)」「希望の地域」「友引をどうしたいか」だけでも伝えると、必要な段取りを整理しやすくなります。
友引を避けたいときの代替案はありますか?
あります。たとえば「友引の前日に通夜、翌日に告別式と火葬」「通夜を省いて一日葬にする」など、複数の案を比べられます。費用面も含めて納得したい場合は、候補日ごとに見積もりを作って比較すると判断しやすくなります。
家族葬メモサでの葬儀事例
ここでは、友引を意識しながら日程を組んだ事例を紹介します。規模や事情が違っても、「無理のない日程」と「家族の納得」を両立させる考え方は共通しています。
病院から搬送し、友引を避けて二日で見送った家族葬
足立区内の病院から搬送し、親族中心で通夜と告別式を行いました。火葬枠の都合で友引を避けた日程を優先し、安置日数も見込んだうえで予定を確定。
参列人数を絞り、移動や待ち時間の負担を減らすことで、落ち着いてお別れできる流れになりました。
一日葬にして日程を短くしたお見送り
通夜を行わず一日で式と火葬を行う形にし、参列者の仕事や体力面の負担を抑えました。限られた時間でも、写真やお花を中心に整え、故人さまらしさを感じられるよう工夫。
日程が詰まるときほど、「何を大切にしたいか」を先に決めることで、準備が進めやすくなります。
まとめ
本記事では、足立区で葬儀が友引に当たったときの考え方を、友引の意味、斎場・火葬場の運用、手続きの流れ、日程の組み立て方、費用の目安の順に整理しました。
友引は気になる方も多い一方で、必ず避けなければならない決まりではありません。参列者の都合や火葬枠、宗派やご家族の意向を踏まえ、自分たちが納得できる理由で日程を選ぶことが大切です。迷うときは早めに葬儀社へ相談し、候補日を複数出して現実的な案を一緒に組み立てていきましょう。

この記事の監修者
高橋 亮
株式会社ディライト 代表取締役
葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。
葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。



