足立区で外国人の方の葬儀が必要になったとき、「日本も故人様の国の制度も分からない」「このまま進めてよいのか不安」と感じられる方は少なくありません。
本記事では、足立区での外国人の方の葬儀の主な流れや手続き、費用と日数の目安を整理し、今やるべきことを落ち着いて確認できるようまとめました。すべてを完璧に覚える必要はありません。ご自身の状況に近い部分を読んで、参考にしていただければ十分です。

この記事の著者
広田 浩二
「お客様を喜ばせたい」という創業理念のもと、2016年に葬儀社 家族葬メモサを設立しました。気持ちと費用の両方の面でご遺族様のご負担が少なく、また満足していただけるよう、日々尽力しています。これまでの専門知識や経験を活かし、足立区周辺の葬儀に役立つ情報を提供します。
「お客様を喜ばせたい」という創業理念のもと、2016年に葬儀社 家族葬メモサを設立しました。気持ちと費用の両方の面でご遺族様のご負担が少なく、また満足していただけるよう、日々尽力しています。これまでの専門知識や経験を活かし、足立区周辺の葬儀に役立つ情報を提供します。
足立区で外国人の方の葬儀が必要になったときの流れ
ここでは、足立区で外国人の方の葬儀を行う際の全体の流れを整理します。
最初に全体像をつかんでおくと、「今どこにいるのか」が分かりやすくなり、不安が少し和らぎます。
細かな手続きは、医療機関や足立区役所、そして葬儀社の職員がサポートしてくれます。
本記事を読みながら、「誰が何を担当しているのか」「次に何を決めればよいか」を意識して確認してみてください。
関わる主な機関と役割
足立区で葬儀を進める際に関わる主な機関は、医療機関・警察・足立区役所・葬儀社の4つです。
医療機関では医師が死亡を確認し、死亡診断書(状況によっては死体検案書)を作成します。故人さまの死因について説明を受け、分かりにくい点はその場で聞き直してかまいません。
亡くなられた状況によっては、警察が現場確認や事情聴取、検視などを行います。
これらはご家族を疑うためではなく、亡くなられた経緯を客観的に確かめるための手続きですので、落ち着いて対応していただいて大丈夫です。
足立区役所は死亡届の受付や火葬許可証の発行など、行政の手続きを担当します。多くの場合、書類の作成や提出は葬儀社が代行します。
葬儀社は搬送や安置、斎場や火葬場の手配、各機関との連絡調整を担い、全体の窓口としてご家族を支える存在となります。
死亡後の流れとおおよその日数
足立区で葬儀を行う場合の一般的な流れと、目安の日数は次のようになります。
「いつまでに何をするのか」を大まかに把握しておくだけでも、慌ただしさが少し落ち着きます。
| 時期 | 主な内容 | 目安の日数 |
|---|---|---|
| ご逝去〜数時間 | ご家族への連絡、葬儀社への相談、在留カードや旅券の保管 | 当日 |
| 当日〜翌日 | 葬儀社による搬送と安置先の決定 | 1日程度 |
| 1〜3日目 | お別れの場づくり、通夜や葬儀、火葬 | 2〜5日以内が多い |
| 数日〜数週間 | 足立区役所や大使館、入管などの各種手続き | 状況により異なる |
「外国人の火葬は特別な手続きが必要では」と心配される方もいますが、多くの場合は日本人と同じように火葬が可能です。
最初の段階では、次の3点だけ意識しておけば十分です。
- 近しいご家族・ご友人への連絡
- 葬儀社への相談
- 在留カードや旅券など身分証の保管
この3つにしぼって動くと、初動の負担や迷いが少し軽くなります。
不安な点や判断に迷う点があれば、家族葬メモサまでお気軽にご相談ください。一緒に現在すべきことと今後の流れを確認いたします。
足立区での外国人葬儀に必要な主な手続き
ここでは、足立区役所や出入国在留管理庁などで必要になる主な届出を整理します。
細かなところまで覚える必要はなく、「どこに相談すれば解決するか」を知っておくことが大切です。
各手続きには期限や必要書類がありますが、葬儀社や区役所の担当者も一緒に確認してくれます。本記事を読みながら、今のご状況に関係しそうな箇所だけをチェックしてみてください。
足立区役所への死亡届と必要書類
外国人の方でも日本に住民登録があれば、日本人と同じように死亡届の提出が必要です。
死亡の事実を知った日から7日以内に届け出ることが法律で決められています。
足立区で亡くなられた場合、または住所が足立区にある場合は、多くが足立区役所への届出になります。届出人はご家族が基本ですが、実務上は葬儀社が書類の記入や提出を丁寧にサポートすることがほとんどです。
事前にそろえておくと安心な書類や持ち物を、次の表にまとめます。
すべてがそろっていなくても問題ありませんので、手元にある物を一か所にまとめ、区役所や葬儀社と一緒に不足分を確認していきましょう。
| 書類・持ち物 | 主な内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 死亡診断書 | 医師が作成する書類 | 警察が関わる場合は検案書になることも |
| 在留カード | 氏名や在留資格の確認に使用 | 穴を開けたり処分したりしない |
| 旅券(パスポート) | 国籍や氏名の確認に使用 | 番号は大使館への相談にも必要 |
| 健康保険証 | 葬祭費(埋葬料)の申請に関係 | 加入している保険により制度が異なる |
入管への届出と身分の確認
中長期の在留資格をお持ちの方が亡くなられた場合、出入国在留管理庁への届出が必要です。
届出の期限は、死亡の日から14日以内が目安とされています。
届出書には氏名・生年月日・国籍・死亡日・死亡場所・在留カード番号などを記載します。多くの場合、配偶者や同居していた親族が届出人となりますが、葬儀社が記入方法などを助言してくれることもあります。
入管への届出が多少遅れても、葬儀や火葬ができなくなるわけではありません。葬儀は足立区役所での手続きが中心で、入管への届出はそれと並行して進める形になります。
在留カードや旅券は、日本側の届出が終わるまで手元に大切に保管しておきましょう。
家族葬メモサでは、ご状況を伺いながら必要な届出の種類や進め方を整理しています。
ご負担を軽くするため、次の準備をしておくと安心です。
- 今持っている身分証を一覧にしておく
- 大使館・領事館の連絡先を紙に控えておく
- 日本語が得意な知人に「相談役」をお願いしておく
日頃からこれらを整えておくことで、急なときにも落ち着いて手続きを進めやすくなります。
足立区で葬儀社と費用を選ぶときの考え方
ここでは、葬儀社の選び方と費用の目安を整理します。
外国人の方の葬儀でも、基本的な考え方は日本人の方の葬儀とほとんど変わりません。
足立区で葬儀社を選ぶ際は、足立区での施行経験があるか、外国人のご家族への説明に慣れているか、宗教や文化の違いを丁寧に聞き取ってくれるかを確認すると安心です。
見積書の内容が分かりやすいかどうかも重要な判断材料になります。
家族葬メモサは足立区周辺でも多くのご相談をいただいており、分かりにくい点を納得いただけるまで説明すること、費用を「なぜ必要か」と合わせてお伝えすること、ご家族に合った進め方を一緒に選ぶことを大切にしています。
費用の目安を下の表にまとめましたので、全体の幅をつかむ際の参考にしてください。
| 葬儀の形 | 足立区周辺の目安 | 家族葬メモサの主な範囲 |
|---|---|---|
| 火葬式・直葬 | 15〜30万円前後 | 10〜30万円前後 |
| 一日葬 | 40〜100万円前後 | 30〜80万円前後 |
| 家族葬(二日間) | 50〜150万円前後 | 50〜120万円前後 |
家族葬メモサでは、火葬式・直葬の基本プランは税込15万4千円からで、事前の無料相談や資料請求をご利用いただくと9万9千円からご案内できる場合があります。一日家族葬や二日家族葬も、事前相談を行うことで全体の負担を抑えやすくなります。
見積書では、葬儀費用と斎場費用(式場の利用料や火葬料など)が分かれているかを確認しましょう。遺体搬送の回数や距離、安置日数、飲食や返礼品の人数によって金額が変わりやすいため、
「どこが増減しやすいのか」を必ず質問しておくことが安心につながります。費用にご不安がある場合は、「このくらいの予算で考えたい」と率直にお伝えください。家族葬メモサでも丁寧に対応いたします。
宗教・言語・文化への配慮と、今からできる準備
最後に、宗教や言葉、文化への配慮と、事前に準備しておけることをお伝えします。
すべてを完璧に整える必要はなく、できるところから少しずつ備えておけば十分です。
宗教ごとの考え方や母国の習慣を尊重しながらも、日本の法律や火葬の仕組みに沿って現実的な方法を選んでいきます。「故人さまが大切にしていたことは何か」を軸に考えると、ご家族の気持ちとも折り合いをつけやすくなります。
宗教・文化と言葉への配慮
日本ではほとんどの方が火葬を選ばれますが、その中でキリスト教・イスラム教・仏教・ヒンドゥー教など、それぞれの考え方に沿った祈り方を行うことになります。
故人さまやご家族が大切にしてきた宗教・文化を最初に共有しておくことが、とても役立ちます。
たとえば教会での式をご希望の場合は、普段通っている教会の先生に連絡し、足立区内の斎場や葬儀社と日程を調整します。イスラム教で土葬を強く望まれる場合には、土葬が可能な墓地の有無や、火葬後にどのように埋葬するかなど、現実的な選択肢を大使館や葬儀社と一緒に検討していきます。
日本語が不安なご家族がいる場合は、日本語が分かる親族やご友人に、区役所や葬儀社への「相談役」として同席してもらえるか早めに頼んでおきましょう。
足立区が行っている多文化相談窓口や、地域の国際交流団体が助けになることもあります。家族葬メモサでは、日本語でゆっくり説明しつつ、通訳が必要になりそうな場面を事前に一緒に整理しています。
いざという時のために今からできる三つの準備
足立区で外国人の方の葬儀が必要になったときに少しでも落ち着いて動けるよう、日頃から最低限の準備を整えておくと安心です。まずは在留カードや旅券、健康保険証、生命保険の証券、銀行の通帳などの大切な書類を封筒やファイルにまとめ、保管場所をご家族と共有しておきましょう。
次に、日本の家族や母国の家族、信頼できる友人、大使館・領事館、宗教者などの連絡先を一覧にしておきます。名前と電話番号、メールアドレスなどを書き出し、先ほどの書類と一緒に保管しておくと、急な連絡が必要になったときにも誰に電話すればよいか迷いにくくなります。
さらに、葬儀や埋葬の希望を簡単で構いませんのでメモに残しておくと、ご家族の負担が軽くなります。火葬か本国への送還か、宗教上大切にしたいことは何かなどを書き留めておくと、残された方が迷いすぎずに決めやすくなります。家族葬メモサでは、事前のご相談を無料でお受けしており、足立区での外国人の方の葬儀について今から準備しておきたいことを一緒に整理することができます。
よくある質問
ここでは、足立区で外国人の方の葬儀を行う際に多く寄せられるご質問をまとめました。
火葬の可否や入管への届出、費用の目安など、特に不安の声が多い点を中心にお答えしています。
状況によって細かな条件は変わりますが、大まかな方向性を知っておくだけでも判断しやすくなります。判断が難しい場合は、家族葬メモサへご相談いただければ、個別の事情を伺いながら必要な手順を一緒に確認いたします。
外国人の火葬は可能ですか?
外国人の方でも、原則として日本人と同様に火葬を行うことが可能です。宗教的な理由で土葬を希望する場合は、墓地の有無や自治体の条例などの制約があるため、大使館や葬儀社と連携しながら代替案も含めて検討していきます。
火葬を行う際には、足立区役所での火葬許可証の取得が必要です。
祈祷や飾りなど宗教的な配慮についても、斎場や葬儀社が可能な範囲で調整しますので、事前に希望をできるだけ具体的に伝えておくと安心です。
入管への届出はいつ必要?
中長期在留者の方が亡くなられた場合、出入国在留管理庁への死亡の届出が必要です。
届出の期限は原則として死亡の日から14日以内で、氏名・在留カード番号・死亡日などを記載します。
届出人は配偶者や親族が中心ですが、状況によっては葬儀社が記入や提出を支援できます。届出が多少遅れても葬儀自体ができなくなるわけではありませんので、
葬儀の準備と並行して落ち着いて進めるとよいでしょう。
費用の目安はどれくらい?
費用は式の形や安置日数、斎場の利用料などによって大きく変わります。直葬(火葬式)はおおよそ15万〜30万円前後、家族葬や一日葬は内容によって30万〜100万円前後が目安です。
まずは全体の幅を知り、そのうえでどの程度の規模にするかを考えると整理しやすくなります。
見積書では、式場費や火葬料、安置料、飲食費、返礼品などの内訳を確認し、優先したい項目から相談していきます。
葬祭費(埋葬料)の支給の有無や海外搬送の有無によっても金額が大きく変わるため、早めに葬儀社や家族葬メモサへ相談していただくと安心です。
家族葬メモサでの事例
足立区の総合病院での家族葬
足立区の総合病院で亡くなられた70代のアメリカ人の男性は、穏やかで園芸を趣味にされていました。娘さんと息子さんが中心となり、葬儀は近しい親族だけの家族葬(二日間)を選択。
葬儀社の安置施設でお預かりした後、近隣の斎場を手配し、通夜では故人さまの好きな花をたくさん飾って静かにお別れをしました。
書類の手続きや在留カードの管理については、家族葬メモサが支援しました。火葬は翌日に行い、事前相談で費用や日程の希望を伺っていたため、ご家族の負担を抑えつつ納得のいくかたちでお見送りすることができました。
「事前に相談しておいて本当に良かった」とのお声をいただいた事例です。
介護付き老人ホームで行った一日葬
介護付き有料老人ホームで亡くなられた80代の女性は、地域のサークル活動に熱心な方でした。親族は国内外にお住まいだったため、葬儀は一日葬を選択し、午前中にお別れの時間を設けた後、午後に式と火葬を同日に行いました。
海外の親族にはオンラインで式の様子を共有し、日本と海外の両方からお見送りできる形に整えました。限られた日程の中でも、宗教的な配慮や故人さまの好みを反映した装飾、メッセージカードの準備などを重視し、短い時間でも心のこもったお別れとなるようお手伝いしました。
まとめ
本記事では、足立区で外国人の方の葬儀を行う際の主な手続きや日数の目安、費用の範囲、宗教や言語への配慮について整理しました。
初動では在留カードや旅券などの身分証を保管し、まず葬儀社へ相談することが安心につながります。
分からない点を抱えたまま進めると、ご家族のご負担が大きくなりがちです。早い段階で専門家に相談し、書類と手続きを一緒に整理していくことで、気持ちの余裕も生まれます。家族葬メモサでは足立区での外国人の方の葬儀についてのご相談をお受けしていますので、気になることが浮かんだ際はどうぞ遠慮なくお尋ねください。

この記事の監修者
高橋 亮
株式会社ディライト 代表取締役
葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。
葬儀業界が抱える人材不足と集客という2つの課題に対応すべく、葬儀業界専門の人材派遣や集客支援を2007年より行う。中でも葬儀社比較サイト「葬儀の口コミ」は、公平性を担保した評価システムを採用し、業界最大級の利用者数を有するプラットフォームとして高く評価されている。



